発達障害とは

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最近耳にする「発達障害」というコトバ。そもそも発達障害ってどんなことを指すの?どんな種類があるの?
なんとなくイメージでわかったつもりになっているかも。ここでしっかり正しく学んでみましょう!

発達期までに生じた知的機能の障害により、日常生活において物事を判断したり、必要に応じて適切な行動をとる能力が全般的に遅れた水準にとどまっている状態であることが特徴です。

臨床的には、知能検査(幼児では発達検査)を行って、知能指数が70以下の場合には知的障害とみなされます。 一度知的能力が発達した後、低下するもの(老人性痴呆)は知的障害に含まれません。

ただ、知能指数が低い=知的障害、と考えてしまうと、なにも分からず、なにもできない人と思ってしまうかもしれません。
どうせわからないんだから、という言動はそのまま伝わっていくものです。
「感じる気持ち」は豊かなので、愛情たっぷり接して、育てていきましょう。

こんなことあんなことリスト

  • 理解力や表現力が乏しい
    →向かい合って指導をすると、左右が逆になって混乱を起こしてしまった
  • ひどくこだわりをもつ物事がある
    →靴下を履かせても脱いでしまう。音楽を最大ボリュームで聞く
  • 記憶の不安定性
    →一度に複数の指示を覚えられず、パニックをおこす
  • 見通しの欠如
    →「明日の外出のために早く寝る」「計画的にお金を使う」など先を見越した行動が苦手
  • コミュニケーションの障害
    →わからないことがあっても怒られることを怖れ、口ごもったままでいる

リストは知的障害を持つ子どもに一般的にみられる行動の一例です。
もっと知りたいな、診断してみたいな、と思われる方は下記の項目をクリックしてください。