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発達障害とは

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最近耳にする「発達障害」というコトバ。そもそも発達障害ってどんなことを指すの?どんな種類があるの?
なんとなくイメージでわかったつもりになっているかも。ここでしっかり正しく学んでみましょう!

LD(学習障害)とは 学習障害(Learning Disorders,Learning Disabilities = LD)は、知的発達に大きな遅れはないのに、漢字がどうしても読めない、書くことだけができない、計算になるとダメになるなど、読み書きや計算などのある特定分野で困難を伴う障害のことです。

著しく出来ないこと以外では遅れがみられないため、「やればできる子」「努力不足・勉強不足」とやり過ごされることが多いようです。
また、LDの子どもは、目から入ってくる情報処理がスムーズに行えません。そのため、分かりづらい図形などの問題も苦手です。

このようなことから、障害に気づく年齢も文字や計算を学習し始める小学校入学時以降に気付くケースが多く、また軽度の発達遅滞や高機能の自閉症と間違われることもあります。注意欠陥多動性障害(ADHD)を伴う場合もあります。
LDの多くを占める読字障害については、別にディスレクシアとも呼ばれます。

こんなことあんなことリスト

  • 文字や文章を意味を理解しながら読むことができない(読字障害)
    →本を読んでいても、どこを読んでいたのか分からなくなる
  • 文字を読んで理解できるのに、書き写すことが困難(書字表出障害)
    →反転した文字(鏡文字)になったり、自分で書いた文字が読めなかったりします
  • 数の概念が身につかず、数系列の規則性などが困難
    →繰り上りの計算(短期記憶の欠如)や文章題が解けないなど
  • 2つ以上の指示や、集団の中での指示が理解できない
    →指示を忘れて何度も聞き返してしまう。忘れ物が多い
  • 運動動作が難しい
    →ハサミが使えない。ボタンかけやひも結びができない。縄跳びができない

リストはほんの一例です。
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