発達障害とは

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最近耳にする「発達障害」というコトバ。そもそも発達障害ってどんなことを指すの?どんな種類があるの?
なんとなくイメージでわかったつもりになっているかも。ここでしっかり正しく学んでみましょう!

自閉症は生まれつきの脳障害(中枢神経系の機能障害)で、以下3つの特徴をもち、3歳までには何らかの症状がみられるといわれています。

自閉症とは
  • 他人との関係を作ることが苦手(社会性の障害)
  • 他人に意志を伝えるのが苦手(コミュニケーションの障害)
  • 先を見通す・周囲の変化に柔軟に対応することが苦手(想像力の障害)

症状の現れ方が違っていても、根底にはこの3つの能力障害があるといわれています。
他に、多動や睡眠異常、感覚異常などがみられることがあります。
子どもの頃は多動が多くみられ、また3歳になっても2時間おきに起きるなど睡眠時間が極端に短い子どもも少なくありません。
音や匂い、手触り・肌触りに過剰な反応をみせることもあります。

こんなことあんなことリスト

  • 言葉が出ない、または不自然な使い方をする
    →オウム返しで「あなたのお名前は?」⇔「あなたのおなまえは?」
  • 繰返しの多い決まりきった遊び
    →ミニカーやブロックを横一列に並べる。水を出しっ放しにして指先に受け続ける
  • 感覚が極めて敏感、または極めて鈍感
    →特定の素材の洋服しか着られない。転んでけがをしているのに痛がらない
  • 決まった「音」を嫌がる
    →他の人は何も感じない音(車の音やCM音)を極端に嫌がり耳をふさぐ
  • 変化を嫌う
    →歩く道順・物を置く位置、スケジュールなど、決まったやり方にひどくこだわる。

他に
赤ちゃんの時激しく泣く、もしくはまったく泣かない、ということはありませんでしたか?
手の甲を相手に向ける「逆バイバイ」など、不自然な手の動きをすることはありますか?
リストは自閉症を持つ子どもに一般的にみられる行動の一例です。

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