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特別支援教育

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就学・進学を考える時期。うちの子にあった教育を受けさせたい。「特別支援学校」はどういう教育を受けられるの?
「通級」「特別支援学級」...コトバだけでは分かりにくいこと、一緒に学んでみましょう!

通級・特別支援学級

通級

通常級に在籍し、通常の教育課程による履修が可能であるが情緒障害・言語障害・弱視・難聴などの障害があり、特に軽度の障害である子供に対して、特別な教育課程を編成するもの学校やお子様によって1週間の中でどれ程の時間を通級で過ごすかは変わってくる。

特別支援学級

特別支援学校に通うほどではないものの、通級指導では学習効果があまり期待できない児童のために設置された学級。
通級との違いは、知的障害や自閉症、情緒障害などの障害種別に設置され、児童の籍は通常級ではなく特別支援学級となります。
ただ、すべてが特別支援学級というわけではなく、交流級といって一定の教科などでは通常級との交流があります

どの学級に行くかはどのようにして決まるの?

通級や特別支援学級がだいたいわかったとして、ではうちの子はどこになるんだろう?
どこに行くのがいいんだろう?と思いますよね。

ひとつの目安としてあるのが小学校入学前の「就学時健康診断」です。
これは就学前年度の11月30日までに行われる健康診断で、身体の疾患や知的発達の度合いが検査されます。

この検査の結果次第では「就学相談」という教育委員会との相談が行われます。
ここで知能検査・健康診断・集団行動観察の3つの検査が自治体によって行われ、その結果を基に通級での指導や特別支援学級での指導が適切であるかどうかが「判定」されます。
ただ、知的に遅れのない発達障害を持つお子さんの場合、この検査をパスすることも頻繁にあります。

ここでの判定に納得がいかなかった場合、自らの希望通りの学級に進むことが可能な場合もあります。
しかし、それはすなわち地方自治体からの配慮を拒むこととつながることがあるようです。
そうすると、例えば「加配」といって教室内での支援を行ってくれる方がつかないなどということが起こり得ます。
また、自らの希望を通す場合は親御様が送迎しなければならないなどの条件を提示されることもあるようです。
また、そもそも自治体の予算の関係上十分なサポートを行えない自治体も少なくありません。

学校選びは最も悩むポイントのひとつです。
どれだけ理解のある先生がいるか、その先生はいつまでその学校に勤めるのか。
学校の雰囲気や周りのお子様たちはどうか。通級や特別支援学級の他の生徒はどうか。
もちろんまだまだ環境が整っていない分、そこまで学校を選べる環境にないかもしれません。
それでも選択肢があれば一番家族にとって良い学校を選びたいと思う気持ちは強いと思います。

みんなの「教えて・聞いて」では学校選択に関するお話もされているので、ちょっとのぞいてみるのもいいのかもしれません。

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